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味噌汁

私たち日本人にとって、最もポピュラーな食事のメニューである「味噌汁」。
何気なく飲んでいる味噌汁ですが、栄養豊富で私たちの健康維持に大きく役立っていたのです。
おふくろの味といえば味噌汁、おばあちゃんから代々受け継いだ味、
あなたの家の味噌汁はどんな味噌汁ですか?

味噌汁の良さを見直そう!
味噌汁といえば、おふくろの味だったり、一昔前は「君の作った味噌汁を毎日飲みたい。」
なんていうのがプロポーズの代名詞だったりと、私たち日本人には馴染みの深いものですね。
古くから日本人は、ご飯に味噌汁、漬物といった質素な献立の食事をしてきました。
ところが高度成長期以降、私たちのライフスタイルが急激に欧米化し、食生活も同様に欧米化が進みました。
ごはんと味噌汁の朝食が、トーストとコーヒーに取って代わったりと、
昔は2〜3食と味噌汁を飲んでいたのが、今は夕食時にだけ、
もっと言えば「味噌汁は、たまにしか飲まない」なんて人もいたりします。

しかし、健康やスローフードが人気の最近は、じわりじわりと味噌汁の良さが見直されています。
少し前までは、味噌汁は塩分取りすぎの悪者のようにも言われていましたが、
ここ近年では、味噌汁を飲んでいる人は、胃がんや乳がんになりにくいなどと、
その健康効果が注目されています。



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■味噌汁ダイエット

肥満や健康の為にダイエットをしている方に注目されているのが「味噌汁ダイエット」。
味噌汁ダイエットは、「空腹時や食事の前に味噌汁を飲んで食事や間食を減らす」ものと
「寒天入りの味噌汁を飲む」ことの、2つの方法が一般に言われています。
前者の、食事の前に味噌汁を飲む方法は、骨盤教室で有名な寺門先生も推奨されています。
秋冬と寒い季節にじわじわ太ってしまうのは、動物本来の冬眠をする本能と
寒さから身体を守ろうと体温を上げるためにカロリーを消費してしまう為に
お腹が空いて間食をしてしまったり、食事の量が増えてしまうのです。
そこで、空腹時や食事の前に1杯の味噌汁を飲むことで空腹を満たし、
身体を温め、結果、味噌汁1杯のローカロリーな間食で済んだり、食事の量をセーブし、
食べすぎを防げるというわけなんです。

もう一方の「寒天入りの味噌汁を飲む」味噌汁ダイエットは、味噌汁の具に、
水で戻してふやかした棒寒天や糸寒天を入れるというもの。
具のない味噌汁や、既に出来上がった味噌汁を注ぐ前に、お椀に水で戻して水気を良く切った寒天を入れて、
その上に味噌汁を盛り、さっと軽く混ぜていただきます。
(サラダ用などで水に戻さずにそのまま使える寒天なら、そのまま入れて構いません。)
ふかひれのような食感で美味しく食べて、話題の寒天の健康効果を摂取できるというものです。

味噌汁は、大豆イソフラボンが含まれていて女性の健康にも良いのでダイエットの為だけじゃなく、
健康の為にも毎日食べたいものですね。


■味噌汁の栄養と健康効果
お味噌の原料といえば、そう!大豆ですね。
大豆の栄養や健康効果といえば、女性ならご存知の方も多いでしょう。
大豆に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンに良く似た働きがあり、
生理不順などの女性特有の症状や、更年期障害など閉経前後の体調不良や、
閉経に伴って起こりやすくなる骨粗鬆症、乳がんの発生を抑える効果があります。

イソフラボン以外にも、大豆にはビタミンやミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれ、
さらにその栄養素が味噌になる過程の発酵によって、さらに栄養価が高められています。
また、発酵により発生した微生物である酵母や乳酸菌、麹菌なども私たちの健康に良いことで知られています。

このように、優れた栄養食材である味噌は、
その高い栄養価から昔は食べればたちまち病気が治ると薬代わりにもされていました。
今のように肉や魚などが手軽に手に入る時代じゃなかった昔において、味噌は重要なタンパク源でした。
だからこそ、味噌汁とご飯、漬物だけの質素な食事でありながらも昔の日本人は健康でいられたわけなのですね。
味噌自体が栄養豊富な味噌汁にダシや様々な具が入るわけですから、
その栄養価はさらに高まり、いわば味噌汁はバランス栄養食なのです。

その他の味噌汁には、二日酔い、タバコの吸い過ぎ、初期のガンを抑制する、便秘の解消、
消化を助ける、胃潰瘍の予防、脂肪肝など肝臓の健康に、老化や痴呆の防止、などの効果があります。

■味噌汁は塩分取りすぎの悪者!?
味噌汁は、少し前までは毎食飲むと塩分を取りすぎてしまうなどと、血圧を気にする方などからは敬遠されていました。
味噌汁1杯の塩分量は約2mg。成人が一日に摂取してよい塩分量は10g、
高血圧など健康上の理由で塩分を控えなければいけない方は一日8gといわれています。
3食とも味噌汁を飲んでしまうと味噌汁だけで6gもの塩分になってしまうので、
確かに採りすぎには注意しなければいけないかもしれません。
しかし、それ以上に味噌汁には身体に良い栄養がたっぷり含まれていますので、
塩分を控えるために味噌汁を飲まないなんていうのは、もったいない話です。
塩分を排出させる効果があるカリウムを豊富に含む、緑黄色野菜やワカメなど味噌汁の具を工夫したり、
減塩味噌を使ったり、味噌の使用量を減らして塩分を抑えたり排出しやすくする工夫をするといいでしょう。
味噌汁に入れるダシを美味しく上手にとって使うと、味噌の量を減らしても美味しい味噌汁ができあがります。
おしるこに塩をひとつかみ入れるように、味には相乗効果というのがあります。
ダシのうまみ成分が、味噌の塩味をひきたてるので塩分を控えても美味しい味噌汁になります。

■美味しい味噌汁を作るコツ
味噌汁の味は、作り手によって千差万別。各家庭で味や入ってる具が様々です。
ひいおばあちゃんからおばあちゃんに、おばあちゃんからお母さんにと味や具が受け継がれていたりします。
そんな味噌汁を美味しく作るには、以下のようなポイントに注目してみてください。

味噌を鍋に入れる際は、おたまの中や味噌こしなどで溶いて入れる(味噌が均一に加熱されるように)
味噌汁は煮立たせない。(煮立たせると風味が損なわれます。)
「具を三品以上入れると美味しくなる」(おばあちゃんの知恵)
火の通りにくい根菜などの具は味噌を入れる前に、ワカメや豆腐、ネギ等は味噌を入れてから。


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